本当の幸福は死んだ後に訪れる
この世があの世だ。
何を言っているんだこのキチガイはと言われるかもしれないが、実は人間はこの世で動かされており、死ぬと実態に帰れるのである。
私たち宇宙よりもっと神秘的なもの(ここでは単に宇宙と呼ばせてもらう)の一部になるために死ぬのだ。
クソくだらないこの世で人間として宇宙の意思によって動かされているのである。
宇宙は人間に死の恐怖と欲望を与え、我々では考えも及ばないような目的を果たすために人間を動かしている。
人間だけでなくこの世の生物、植物、惑星も宇宙の意思で動いている。
そして死んだら宇宙の一部に帰るのである。
この世は、宇宙の意思で動いているだけに過ぎない幻想の世界で、死んで始めて宇宙の一部(実態)に帰る。
つまり、この世があの世なのである。
死ねば全てが一つになり、幸福の時間が訪れる。
犯罪者も聖職者もジジイもババアも大人も子供も男も女も動物も虫も草木も惑星も宇宙人も仙人もすべて同じだ。
人は必ず死ぬ。
死ねば誰にでも幸福の時間が訪れる。
しかし、宇宙は人間に「死の恐怖」と「欲望」を与えている。
「死の恐怖」を乗り越えられればすぐにでも宇宙の一部になれる。
勇敢な自殺者たちは死の恐怖を乗り越えて宇宙の一部になったのだ。
尊敬すべきである。
しかし、われわれ凡人は死の恐怖を乗り越えることはできない。
将来必ずやってくる死を幻想の幸福を感じ、苦しみながら待つことしかできないのだ。
では我々はどうやってこの人間の期間を乗り切ればよいのか。
それは、極力「欲望」を捨てることである。
欲望を捨てることで人間は楽に生きることができる。
そのためには、自分は宇宙の一部であるということに気付かなければならない。
私はあなたで、あなたは私、石ころもミジンコも全て自分なのである。
我々は、宇宙の意思にコントロールされているので完全にできることではないが、全てが自分であると思い込むところから始めてほしい。
瞑想しろ!
そうすることで、他人と比べなくなり有る程度の「欲望」を捨てることができるだろう。
全ては自分と同じなのである。
瞑想するぞ!瞑想するぞ!瞑想するぞ!瞑想するぞ!
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